芸術・文化の中心である上野公園には、東京国立博物館や、国立科学博物館、国立西洋美術館など魅力ある諸施設が立地。学校より至近距離にあるこの上野公園を舞台に、「理科」と「社会」のフィールドワークを展開します。テーマ設定、情報収集、研究、見学、レポート作成、発表などを通して、課題発見力やプレゼンテーション力を育成します。
サイエンスプログラム
中学1年生では、国立科学博物館や上野動物園を舞台に、課題解決型学習を展開。「なぜだろう」「どうしてなのか」という科学の目や心を育てます。さらには、これらの諸施設を10回以上見学し、国立科学博物館が行っている「博物館の達人」の認定書獲得をめざします。
ソーシャルプログラム
中学2年生では、上野公園の歴史・文化に目を向けます。江戸時代には「寛永寺」を中心に庶民に親しまれ、明治以降は多くの文化諸施設がつくられ、人々が集い憩う公園となりました。歴史の転換点は何であったのか、地理的役割などを探究し、上野公園の魅力を考えます。
学術と芸術に触れる絶好のロケーション
上野学園が立地する上野の地は、国立科学博物館をはじめ多くの文化施設に恵まれ、学びの場として最適な環境にあります。
中一の三学期、本校からほど近い浅草に出向き、諸外国からの観光客に英語でインタビューをします。学んだ英語をいかに活かせるか、またどのようなコミュニケーションがとれるのか、楽しみながら英語に親しみます。自分の英語が通じた時の喜びは何物にもかえがたく、その後の英語の学習への意欲向上につながります。
力を合わせて1つのものを作り上げ、協調性、感受性を育む取り組み
フルート、クラリネット、サクソフォン、トランペット、ビオラ・ダ・ガンバ、リコーダー、アイリッシュハープから各自1つの楽器を選び、専門の先生から指導を受けます。人が奏でる音色に耳を傾ける傾聴力、自分の音色と調和させる力を通してお互いを思いやる優しい心が育ちます。年に2回の発表会を行い、中3になるとメモリアルホールで演奏します。力を合わせて1つのものを作り上げ、豊かな感性を育みます。
月曜〜金曜までは、食堂でグループ給食を実施しています。1年生から3年生までのテーブルに、教員も加わり一緒に食事をします。栄養士が考えた献立なので、野菜も多く、栄養バランスがとれています。
上級生が下級生のご飯や味噌汁をよそってあげたり、好き嫌いをしないで食べるようにと指導をしていることもあり、その光景は家庭の食卓を見ているようです。
国語・数学・英語の講座を週各1日ずつ行う。放課後、週3日間しっかり勉強し、難関大学合格を目指す。
高1 | 国語 | 古典文法の修得。模擬試験対策。 |
数学 | 数学Ⅰの授業を進める講座。 基本をしっかり定着させ、入試レベルの問題も扱う。 |
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英語 | 高校英文法を一通り2学期までに学習する。 その後、長文であっても進んで読む力をつける。 |
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高2 | 国語 | 国公立二次試験にも対応できる国語力を養成する。 |
数学 | 数学Ⅱ授業の先取り。ハイレベルの問題演習、及び模擬試験対策。 | |
英語 | センター試験を意識した英文法、英文読解演習、及び難しい英文を自力で解釈する演習を行う。 |
国語・数学・英語の講座を週各1日ずつ行い、基礎力の充実を図りながら、難関大学合格を目指す。問題演習を行うとともに、模擬試験対策も行う。
模擬試験の成績を向上させ、受験に向けた学力の充実を図る。豊富な指導経験を持ち、確かな実績をあげている講師が担当する。学内教員と打ち合わせをしながら、第1志望校合格を目指す。