例年、台東区を中心フィールドに、チームで課題探究を行い、卒業レポートの作成と卒業発表を行っていますが、今年はコロナウィルスへの対応から、自分たちで地域を訪問しインタビューやアンケートを行うのを控え、地元の方にお越しいただいて三密対策をとりながら台東区について教えていただく時間をとりました。
今回はその第一弾、「浅草を知ろう!」というテーマで、上野学園出身であり浅草でご活躍されている宮嶋八千代さんをお招きし、浅草神社、三社祭、白鷺の舞などの歴史・伝統・文化をはじめ、インバウンドの増加後の浅草の課題、コロナ後の浅草の向かうべき方向などについて、地域の担い手としてのたくさんの貴重なお話を伺うことができました。
そのなかで、「本来の浅草の魅力をもう一度とりもどしたい」というお言葉に、生徒からは「私たちもぜひ力になれるように努力したい」という声が相次ぎました。
今後、生徒達は夏休み中に「かっぱ橋道具街」をはじめ、台東区の魅力と課題についてさらに調査し、チームで地域に貢献するための活動を考えていきます。