2学期初回の道徳講演会が10月4日(水)に、デフ(聴覚障害)フットサル女子日本代表 監督である山本典城氏をお招きし実施されました。障がいを持つ選手とのコミュニケーション方法など、監督のご経験をもとに、「障がい」や「共生」についてご講演をいただきました。
① 環境が「障がい」を生む
監督になった時に、自分だけ選手とのコミュニケーション方法が分からずに孤独(「障がい」)を感じ、ふつうに過ごせず自由に動けなかった。
↓そのため
② コミュニケーション方法の工夫:口話やジェスチャーなどを使用し、また手話を覚え、選手理解に努めた。
ご講演の後半で、実際に生徒達が『声を出さない難しさ』を体験できました。デフフットサル女子選手のご指導のもと、"口話とジェスチャーの伝言ゲーム"が行われました。その中でなかなか伝わらないもどかしさを生徒達は実感していました。
このご講演を通して、障がいの有る無しやその程度は重要でなく、相手に伝えたい、相手を理解しようとすることが大切であることを学ぶことができました。
また「障がい」や「共生」について考えるきっかけとなりました。ご講演ありがとうございました。