11月29日(水)に助産師の有馬祐子先生(日本思春期学会理事・性教育認定講師)をお迎えして講演会を開催しました。 お話の概要は以下の通りです。
①「こころ」と「からだ」は繋がりあり、誰でも調子は揺れ動いている。また「こころにはマグカップ」があり、疲れている時はエネルギーの量が少なくなる。自分の「こころのマグカップ」の中をのぞいてみるようにしましょう。
②いろいろな人がいて、いろいろな考え方がある。"コミュニケーション"とは伝えることではなく、相手と何かを分かち合う・伝え合うこと。違いを理解し一緒に考えてみる関係を持ち合うことが大切です。
③日本人は助けを求めることが苦手です。辛い気持ちを一人で抱え込まないで助けて欲しいとメッセージを発信できるようにしましょう。こころもからだも健康でいられるためには「受援力」を大切にしましょう。
生徒達は新生児人形を抱く体験しました。思った以上に赤ちゃんが重く、いのちの重みを感じることができました。ご講演の内容は、変化が大きい思春期の生徒達の心に響くことばかりで、折に触れて思い出して、今後の生活の支えとなってくれることを願います。