2月21日(水)にJICAの梶恵一様をお招きして、中学道徳講演会「異文化理解と社会参加」を実施しました。
青年海外協力隊としてスリランカに派遣されて経験したことをご講演くださいました。スリランカという国について知らなかったことも多くありましたが、それ以外にも多くの学びがありました。主な内容は下記の通りです。
①令和は共生の時代 発展途上国の偏見や先入観にとらわれることなく、その国の人たちが求めるものを理解しニーズに沿っている支援が必要。異文化理解には、それぞれの違いへの理解や、お互いを尊重し多様性への理解が重要。
②豊かな人生・幸せは気づく(築く)もの お金やモノでない心の豊かさや「今あるもの」を大切にする。そして当たり前でなく「有り難い」と気づき、感謝の心を常に忘れないようにする。幸せは築くものではあるが、「気づく」もので心の在り方を考えよう。
スリランカでのボランティア活動は、人のためにやったつもりだったが、実は自分のためになったことに気づかれたそうです。幸せは自分の心の中にあり、他との異なる自分の特性や自分らしさを発揮して他者と関わり、社会参加する必要性をご講演くださいました。ご講演を通して学んだことを今後の生活に生かしていって欲しいと思います。